里中 直樹
プロフィール
- 氏名:里中 直樹(サトナカ ナオキ)
- 職名:教授
- 学位:修士(工学)
- 生年月:1962年2月
- 専門1:設計工学(CAD/CAE)
- 専門2:機械力学(動的設計)
- 専門3:生産工学(CAM/CIM)
- 研究室:地域連携テクノセンター(1F)
- E-Mail:satonaka
メッセージ
システムデザインコース・機械システムコースを経て、2020年4月よりメカトロニクスコースに移籍しました。最も古くて最も新しいスタッフですが、よろしくお願いいたします。
里中研究室では、設計生産分野・コンピュータ技術・インターネット技術との融合領域を研究対象としていますが、最近では3次元CAD/CAM/CAE技術を活用した新しい機構・機械・システムの創造設計開発研究をメインテーマとしています。そのため、純粋な工学研究というよりは、実践的・実務的なテーマを設定し、機械・システムの開発~設計~製作~実験~評価の一貫したフローを体験させ、設計生産システム技術者の養成に力点を置いて指導しています。
過去の卒業研究(身障者用自動ページめくり機)においても、卒研生が発明した機構によりパテントコンテストで最優秀賞を受賞し、特許(第5281214号)を取得した事例もあります。また、実験室にはTC(ターニングセンタ)やWCEDM(ワイヤカット放電加工機)をはじめとする各種CNC工作機械が設置されており、卒研生は3次元CADで設計したモノを、これらを駆使して製作活動を行っています。今までにない新しい機構や機械を自分で一から考案し設計製作したい学生や、特許取得を目指すような学生、CNC工作機械による生産設計・加工技術を修得したい学生の訪問を歓迎します。
主な担当授業
- 設計法(本科3年メカトロニクスコース)
- 工業材料(本科3年メカトロニクスコース)
- シーケンス制御(本科3年機械システムコース)
- 機構学(本科5年メカトロニクスコース)
- 設計工学(専攻科2年)
卒業研究
- 卒業研究報告書PDFは、こちら(校内のみ) より閲覧できます。
- 卒業研究報告会ムービは、こちら(校内のみ) より視聴できます。
2020年度
- 機械構造ひずみ測定実験装置の設計製作
-実験装置の復元および水平方向負荷装置の増設- - 機構学・運動学実験のための学生実験装置システムの構築Ⅲ
-新規機構テーマの増設- - MBDを利用した帯状ケーブルの3次元静的変形挙動解析に関する研究
2019年度
- 階段昇降用可変車輪を利用した自走式車いすの開発
-左右車輪位相同期機構2-
-平地走行用遊星歯車式有段変速機2- - 負荷適応型歯車式無段変速機に関する研究
2018年度
- 階段昇降用可変車輪を利用した自走式車いすの開発
-車体構造および車輪駆動機構の改良- - 負荷適応型歯車式無段変速機に関する研究
- RaspberryPiを利用したDNCシステムの構築
- JSXGraphを利用した二次元機構解析に関する研究
2017年度
- 階段昇降用可変車輪を利用した自走式車いすの開発
-車輪リフト機構および車輪収納展開駆動機構-
-左右車輪位相同期機構-
-平地走行用遊星歯車式有段変速機構-
2016年度
- 階段昇降用可変車輪を利用した自走式車いすの開発
-車体構造および座面水平保持機構3-
-階段昇降・平地走行用駆動機構2-
2015年度
- 階段昇降用可変車輪の開発
-車輪展開・収納駆動機構および各状態保持機構-
-車体構造および座面水平保持機構2-
-階段昇降・平地走行用駆動機構- - 身障者用自動ページめくり機の開発
-ページ送り機構の高速化-
2014年度
- 階段昇降用可変車輪の開発[専攻科]
- 階段昇降用可変車輪を利用した自走式車椅子の開発
-ねじブレーキによる階段下降機構の開発-
-車体構造および座面水平保持機構- - 自走式車椅子のためのレバー式増速機構の開発
- 身障者用自動ページめくり機の開発[専攻科]